富里神明神社

JR常磐線「南柏駅」東口徒歩17分の場所に構える富里神明神社。
多くの車が行きかう旧水戸街道沿いかつ周辺には近代的な施設が立ち並んでおり、少々ミスマッチな感じがするのも味がある神社です。

創建は明治ごろ

はっきりとした創建日時は不明ですが「小金牧跡地の開墾が明治2年より始められ、４番目に開墾された豊四季を開拓した有志が、旧水戸街道沿いの当地に当社を創建」とのこと。
豊四季村という言葉が出てきたのは明治6年ですから、富里神明神社は明治ごろに創建されたのでしょう。なお、現在は「現在は柏市の富里一丁目・同二丁目・同三丁目・泉町・中央・若葉町・緑ヶ丘・豊町東・豊町西・新富町・南柏・吉野沢・豊平町・近隣町会等の共同鎮守」となっています。普段は閑散としていますが、年中行事も行われています。

こじんまりとした社殿

境内は非常にこじんまりとしています。まずは鳥居。背景には、柏市の大型商業施設「イオン柏」が。右隣には「マツモトキヨシ」がうつっていますね。富里神明神社だけ時が止まっているみたいで趣を感じられます。

鳥居のすぐそばには、富里神明神社社殿があります。人はおらず、御朱印も見当たりませんでした。赤茶色の階段が特徴的ですね。

富里神明神社社殿の横には、小さな手水舎が。筆者取材時には利用できませんでした。

また、神社入り口横には謎のくぼみができているスペースがありました。これが何なのかは不明。詳細は一切わかりません。

神社敷地内に駐車場はありませんが、お隣にあるマツモトキヨシには利用者用の駐車場はあります。遠方から訪れる際には、マツモトキヨシで買い物がてら駐車場を利用し、富里神明神社でお参りしてみてはいかがでしょうか。
普段は人でごった返しているような様子がない、都市型のこじんまりとした神社。周囲の商業施設とのギャップがたまりません。神社ファンなら、ぜひとも一度は訪れてみたい神社ですね。

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