普門山泉蔵寺

東武野田線「逆井」駅から徒歩33分ほど、柏市大島田に「普門山泉蔵寺」があります。
普門山泉蔵寺の隣には、安房栖（あわす）神社も。両者との関係は不明ながらも、なにかしら因果関係があるのかもしれません。

普段は人気がなく、静寂に包まれています。

普門山泉蔵寺の創立は元和6年（1620）

普門山泉蔵寺の創立や由緒は不詳とされており、謎多き寺ではあるものの、旧風早村役場で調査・記録した「寺院明細台帳」では、当寺は元和6(1620)年3月の創立と明記されています。これは、お隣にある安房栖（あわす）神社と同じ年。普門山泉蔵寺と安房栖神社は、なんらかの関係があったものと推測されます。

普門山といった名称ではあるものの、山登りは不要。ただし鉄筋コンクリートでできた本堂へ行くには、急勾配な階段を登る必要があります。新本堂は、昭和50年（1975年）3月に完成。歴史のある寺としては、近代的なのが特徴です。取材時は平日でしたが、人気がなく境内は静寂に包まれていました。普段は閑散としていますが、毎月2回御詠歌教室を行っているそうです。また、平成18年に東葛・印旛大師霊場巡拝（送り大師）の結願地区となり、約千人の大師講の人々に囲まれて結願式が行われたことも。

ところどころ工事用のコーンがあり、補修工事をしているようでした。きちんと保守点検されているお寺なんですね。

本堂横には「南無大師遍照金剛」の銅像と石碑があります。

「南無大師遍照金剛」の石碑の横には境内社も。その他、お墓らしきものが点在していました、お寺の大きさ自体は小さめ。

普門山泉蔵寺には専用駐車場あり

公共交通機関では行きにくい場所にある普門山泉蔵寺。ふと寺の近くを歩いていると、専用駐車場がありました。自動車10台くらいは停められそうな広さ。

隣には安房栖神社もありますので、あわせて参拝に行ってみるのもよいでしょう。
また、近隣には柏市屈指の商業施設「セブンパークアリオ柏」があります。買い物ついでに、立ち寄ってみてくださいね。

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