東武野田線「増尾駅」から約2km、柏市酒井根の住宅街にひっそりと佇む「八坂神社」。
酒井根地区の産土神が祀られている神社です。住宅街にあるとはいうものの、ひとけは少なめなので、ゆったりとお参りできますよ。
家内安全・子孫繁栄・農耕の神様がいるとのことで、安産祈願や家族の健康についてお参りしてみてもいいですね。
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創建年代等は不詳のこじんまりとした神社
境内はあっという間に回れるほど、小さな神社。創建年代など詳しい情報は不明で、境内を探しても記載はありませんでした。
ただ、境内にあった「鳥居建設之碑」をみるかぎり、鳥居は享保18年(1733)に奉献したとのこと。つまり、江戸時代にはすでに八坂神社があったことになりますね。
境内の奥の方に進んでいくと、八坂大神社殿がみえてきました。筆者が平日に訪れた時にはひとけはなく、住宅街とは思えないほど静かです。また、神社の管理人は常駐していない様で、御朱印の販売や神社案内などは行っていないようです。普段は静かな神社ですが、初詣にはそれなりに人が来るようです。夏休みには、ラジオ体操の場になることも。
社殿の他に手水舎がありましたが、水は入っておらず。シーズンオフ(イベント事がない時)は、使われていないようですね。
あまりにも存在感がないので見逃しそうになりましたが、社殿の横には本殿が見えていました。筆者が訪れた時には、立ち入りは不可でした。
阿夫利神社、石裂山大権現、十三夜塔などと書かれた石祠が並んでいます。他にも小さな石祠が並んでいましたが、石祠が傷みすぎて何と明記してあるのかわかりません。色々と謎多き神社で、神社マニアにはたまらないのではないでしょうか。
社殿から少し離れて写真を撮ってみました。写真からでも判別できるかと思いますが、すぐに全部回れるほど狭い……。大きな目玉もなく、駐車場はなし、駅からも遠いため、地元民以外の人が訪れることはほぼなさそう。
酒井根付近へ立ち寄った時に足を伸ばしてみては
立地条件があまりよくないため、立ち寄るのは難しい八坂神社。地元民以外は存在すら知らない可能性が高い神社です。実際に訪れてみて、ネット上でも調べてみましたが、情報が少ない…。色々と謎の多い神社で、神社マニアとしては心くすぐるような神社であることは確かです。
柏市酒井根付近へ立ち寄る予定があれば、ぜひとも足をのばしてみてください。ひっそりとしているので、リラックスした気持ちでお参りができますよ。
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[最終更新日]2023/07/24 |
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